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好きなことテキトーに書いていく日記

【日本発売】Amazfit GTR 2eを実機レビューする話。Mi bandからの買い換えに最適。

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おはようございます、Syunです。新しいスマートウォッチを買ったのでレビューをします。

多分これが(日本で)一番早いと思います。※日本版について最後に追記しました。

Amazfitの GTR 2eを米Amazonから直輸入しました

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実は先日、ここ1年くらい使っていたmi band 4をなくしてしまいまして。なんで腕時計(と言うかスマートバンド)をなくすんだよというツッコミは置いておいて、代わりになるスマートバンドもしくはスマートウォッチを探していました。

Mi bandは3、4と続けて買っていたのでちょうど日本で正式発売されたし5を買っても良かったのですが、噂によるとそこまで4と変わらないらしく、買ってもあんまり話題性に欠けるかなと言う雑な理由で却下。

次はスマートバンドじゃなくてApple Watchみたいなスマートウォッチが良いなと色々調べていたところ(林檎時計は電池持ちが悪い&高いので却下)、Mi band を製造しているHuamiのブランドamazfit(アメーズフィットが正しい読みらしい。アマズフィットと読む人もいる)から新型のスマートウォッチ Amazfit GTR 2eが発売されたとのことで、速攻本国Amazonにてポチってみました。

つい昨日アメリカから届いて使ってみたので今日はそのレビューを。

ちなみに、HuamiはXiaomiのグループメーカーで主にスマートウォッチを担当している企業みたいです。Mi bandをはじめシャオミのウェアラブルウォッチはここが担当しているのだとかなんとか。Xiaomiエコシステムよく分からん。とりあえずMi band の兄弟って認識で良いでしょう。

公式サイト:https://www.amazfit.com/en/

スペック:amazfit GTR 2とGTR 2eの違いとは

GTR2eは元々GTR2というスマートウォッチの廉価版で、いくつかの機能を省く代わりに価格を下げたという製品です。GTR2は日本にも上陸していますが謎のおま国価格でかなり高価になっている上、いらない機能が多かったので私はGTR2eを選びました。

以下2と2eのスペック表です。

Amazfit GTR 2(sport) GTR 2e
ディスプレイ AMOLED AMOLED
表面 3D 2.5D
ディスプレイ 454*454(326ppi) 454*454(326ppi)
防水 5ATM 5ATM
GPS
Bluetooth5.0
Wi-Fi ×
ストレージ 3GB なし
マイク
スピーカー ×
単体音楽再生 ×
温度センサー ×
血中酸素濃度測定
バッテリー持続時間目安 14日 24日
価格 179.99(日本29800円) $139.99

ざっとこんな感じです。

異なっている点は Wi-Fi、ストレージ、スピーカー、温度センサ、バッテリー目安、そして値段ですね。

GTR2にはWi-Fi機能が搭載され、単体でもインターネットに接続できた上スピーカーを搭載し音楽データを保存できるストレージまでついていました。おそらくスマホなしでも電話や音楽が聴ける(単体で使える)のがウリなのでしょう。

しかし、GTR2eではそれらの機能をごっそり削り、スマートフォン接続前提の製品になっていることが分かります。その代わり、温度センサ(体温の事だと思われ)を搭載し、Wi-Fi機能がないおかげか通常使用でなんと24日もバッテリーが持続するように。1度充電したら24日間は充電しなくて良いって事ですよね、ホントかな?ちなみに公式ページによると最大だと脅威の45日、ヘビーユーズでも12日は持つとのこと。マジ?まあMi bandが大体2週間充電いらずなのを見るとあながち嘘には聞こえませんが(注:後述しますが嘘でした)。

GTR2との価格差は40ドル。日本円にして4000円程度・・・ですが、Amazfit製品は日本だとおま国価格になるので、日本に正式上陸したらいくらになるのかは全く分かりません。179ドルが30000円ですからね・・・。ちなみにApple Watch SEの最低価格が29800円と同じです。Xiaomi系の製品は安くて性能が良いコスパの良さがウリだったはずなのですが・・・。

それはさておき、このスペック差を見る限り別にスマートウォッチ単体で電話とかしないし(そもそも電話相手がいないし)、Mi Bnadの進化形みたいな使い方が出来れば良いかなーと思ってアメリカ本国のAmazonで2eを購入しました。今までアリエクとかは使ってきたけど初めてAmazonから輸入したかも。値段は139.99ドルに送料とか諸経費込みで15500円程度。日本で買うよりよっぽど安いです。

なお、前述の通りかなりのおま国価格ですが一応元となったモデルGTR2は日本正式版がAmazon.co.jpで買えます。

 

開封

それでは早速開封といきましょう。

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こちらがパッケージ。製品名の所は光の加減によって色が変わり、ウォッチの絵の所は少し盛り上がっているなど、安い割にはなかなか手が入ってます。海外からの輸送でAmazonの梱包も適当だったのですが箱が特に凹んでなかったのは奇跡。

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開けます。

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最初から電源が入ってるように見えますが、これ紙。

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付属品はこんな感じ。本体に充電ケーブルに取説と至ってシンプル。取説は英語とロシア語でした。中国語がなかったのは意外。なぜロシアなのかは知らん。

Zeppアプリに登録しよう

それでは実際に使ってみます。

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起動すると言語選択画面が出てきます。

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中身がほぼ一緒なGTR2が日本語に対応しているので、国内販売はまだですがこちらも普通にあります。と言うことで日本語を選択。

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するとQRコードが表示されます。これを読み込み次はアプリを通してスマホと接続します。

Amazfit系のウェアラブルバイスは全てZeppアプリ(以前はAmazfitと言う名前だったらしい)に登録接続することで使えるようになります。

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iOSAndroid両方ありますが今回はiPhone版でやってみました。

詳しくは後述しますが、このアプリ、どうやらXiaomiが公開しているMi bandや体重計向けのMi Fitとほぼ同じシステムを使っているらしく、Mi bandも登録できます。Mi Fitに同期していたデータも同じアカウントでログインすれば引き継ぐことが出来、後続アプリのような存在です。見た目も色味が変わっただけでめちゃくちゃ似てる。

 

まずはアプリを開き、

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プロフィールの「マイデバイス」横にある追加をタッチ。

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バイスを選択画面にいくので腕時計を選択し「QRコード」を選びましょう。

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QRコードを読み込むとデバイスの検索に入り、

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繋がった後ウォッチの方でペアリングを許可すると接続完了です。

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こんな感じでアプリに端末名が表示され、ウォッチの心拍数や睡眠トラッキングのオンオフや、表示する通知やアラームの管理などが行えます。もうこの時点でスマートウォッチとして使えるようになりました。大体ここまで3分くらいですね。初期設定が早い。

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また、アプリ起動時にアップデートが降ってくることがあります。放置してれば終わります。

良いところ

それではたった1日ですが、実際に使ってみて便利だった点・イマイチだった点を上げていきたいと思います。とはいっても今までMi band以外のスマートウォッチを使ったことがないので基本便利だなーって感想しかないんですけど。

良い感じのデザイン

スマートウォッチで結構重要になってくる見た目ですが、これが安い割にかなり良いです。シンプルなデザインでぱっと見は普通の腕時計のように見えます。

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こちらが表面。シンプルなデザインで、スタイリッシュ。

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画面はこんな感じに映ります。結構繊細。

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裏面は心拍数測定の端子とかがあります。

Mi bandはいかにもウェアラブルウォッチで、まあ正直言うとちゃっちい感じがしてたのも否定できません。それ昔ガチャガチャで流行ったヤツ?って茶化されたこともありました。

ですけど、コイツはラウンド型なので見た目が腕時計です。もちろん寄ってみるとスマートウォッチだと分かりますし、某林檎時計とか銀河時計と比べると若干チープさもありますが、15000円にしてはなかなかスタイリッシュなデザイン。誤解を恐れずに言うならチープカシオの新作みたいな感じ。ディスプレイもかなりくっきり映るので、秒針表示で使えば一般的な腕時計のように使うことが出来ます。

ただしバンドはシリコン製で安っちいかな。22mmバンドなのでおそらく交換が出来ますが。

通知が手元で確認できる

これはGTR2eだけでなくMi bandにもその他ほとんどのスマートウォッチに言えることですが、手元でスマホの通知が見れます。これめちゃくちゃ便利なんですよ。この機能のために全人類はスマートウォッチ買うべき。

スマートフォンの通知って通知音オンにしてないと見逃すこと多いですよね。電車乗ってるときとか、食事しているときとか、本読んでるときとか。バイブで知らせるって手段もありますが、ブーブー鳴ってうるさくてダメ。でもスマートウォッチがあればいつどんなときでも手元で通知が確認できちゃうんです!(通販番組風)

これにより電話とか緊急のLINEとか、すぐに出なくちゃいけなかった通知を逃すことなく、すぐに応答が出来ます。使えば分かりますがすごい便利です。でも「ごめん寝てた笑」という未読無視の言い訳が出来なくなるのが玉に瑕。あと人と会話しているときに通知見ると腕時計で時間を確認しているように見えるので「話長えんだよ早くしろよ」っていう嫌みに捉えられてしまうこともあるかも。

まあそこら辺は気をつけていただくとして、このスマートウォッチ一の便利機能ですが、GTR2eでは表示が大きくMi bandなどのウェアラブルバンド系より見やすくなった印象がありました。(汚え腕でスマソ)

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Apple Watchとかの正方形表示にはかないませんが、縦に細長いよりは見やすいです。結構長めの通知もスワイプせずに見れます。Mi bandと違って通知の際画面が自動点灯しないので、手首をねじって持ち上げる必要があるのが玉に瑕。

それと通知機能の亜種で、アラーム機能があります。Zeppアプリから設定しておくと朝の目覚まし時間にバイブが振動して起こしてくれます。結構な勢いで振動するので手首の震えに慣れない内はビックリして目が覚めます。あんまり良い目覚め方とは言えませんがね。ただ、慣れてしまうとそこまで驚かなくなり、目覚まし効果はなくなります。あー手元が振動してるなーでも眠いから無視して寝るかーみたいな。まあ人それぞれだとは思いますけど、私は寝起きが良くない方なのでどうも数日で聞かなくなってしまいまして・・・。ちなみにこの前試しに肌着と寝間着(背中)の間にスマホを入れて目覚ましバイブをかけてみたところ我ながらめちゃくちゃビックリしてすぐに起きることが出来ました。手元より背中が振動した方が人間への目覚まし効果はあります、多分。寝起き後がすごい不快なのでもう二度とやりませんけど。

なんかたくさんあるフィットネス機能

このGTR2eはウェアラブルウォッチなのでフィットネス機能も備えていて、なんかいろいろな計測モードがあります。後ろの計測器を使って運動中の心拍数の計測やGPSを使ったランニング経路、消費カロリーなどが出来るようになっています。

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ランニングやウォーキングはもちろん、

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スキーなんてのもあります。

試しにちょこっと家の外を散歩してみましたがほぼ正確にルートを取れていました。こんな小さいのになかなかやりますねぇ。消費カロリーに関してはこちら側で参照出来るデータがないのでなんとも言えません。でも一応ルートや心拍数から計算しているようなので大体の目安としては使えるんじゃないかと思います。

睡眠トラッキングと常時心拍数測定

最近のスマートウォッチには標準搭載されている睡眠トラッキングと心拍数計測が当たり前のようについています。どちらも背面にあるセンサーによって計測され、Zeppアプリで計測履歴を見ることが出来ます。実際にどのように表示されるか私の画面を貼ります。

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こちらが私の昨日の睡眠履歴です。

昨日(と言うか今日)はベッドに横になってからしばらくスマホをいじってから寝ましたが、スマホをいじっている時間は睡眠時間に含まれておらずその上ベッドから這い出た時間も合っているのでなかなか精度が高いです。昼夜逆転ニートみたいな生活してるのには突っ込まないでください。

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睡眠の状況をグラフで見れるほか、深い眠りがどの程度か、他のAmazfitユーザーと比べて自分の睡眠の質はどの程度かなどを数値で知ることが出来ます。Mi bandユーザーの人はデータが引き継がれているので以前のデータとの比較も可能です。

睡眠自体の精度は比較対象が全くないので分かりませんが、なんとなく合っているような気はします。

 

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そしてこちらは心拍数。

ちょっと外してた時間が多いのでわかりにくいですが、装着時はずっと計測することが可能です。運動したりすると心拍数が上がるので細かい数値はともかく、大体はあっていると思います。

ちなみにMi bandユーザーにはお馴染みでしょうが、この2つの機能をオンにするとゴリゴリバッテリーが減ります。後述しますがオンにしていると12日どころか10日もバッテリーが持たない可能性があります。まあそれでも林檎時計よりはかなり長持ちなのですが、特に心拍数を測ったところで興味ないという人はオフにしておくのが吉です。

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技適がついている

さて、これをお読みの諸兄が建前上一番気にしていることと言えば技適がついているかどうかだと思いますが、

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安心してください、ついてますよ。

 

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ただし、総務省のHPで参照してみましたがうーん・・・。合ってるのかこれ・・・?まあ技適マークがあるから大丈夫でしょ。知らんけど。

ZeppアプリでMi band のデータを引き継げる

先ほども話しましたがZeppアプリは開発元が同じなのかXiaomiのスマートデバイス用アプリである「Mi Fit」と互換性があり、同じアカウントでログインすれば今までの計測データやMi bandの接続履歴を引き継げる上、設定までZeppで出来るようになります。

つまり、GTR2eで測定したデータとMi bandで測定したデータを統合することが可能です。

スマートウォッチって会社とか機種を変えるとデータを引き継げずイチから記録し直しってのが多いのですが、そんな不安も特に抱く必要もなく、特に設定も何も不要で今までのデータを使い続けることが出来ます。これ結構嬉しい。そもそもMi bandもAmazfit系もHiamiが作ってますしね。

割とセンスの良いウォッチフェイス

スマートウォッチの利点にウォッチフェイス(文字盤のことですね)を変更可能なところがあります。GTR2eもご多分に漏れず公式からいくつかの文字盤が提供されていて、これがなかなか良い感じのデザインなんです。

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文字盤ストアにいくにはスマートウィッチの管理画面からストアをタップします。ここで文字盤を選ぶことで即時デバイスの方に同期され変更されます。

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アナログウォッチのようなシンプルな文字盤をはじめ、

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このような情報が大量に詰まった文字盤、

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全画面に画像を表示する文字盤などがあります。

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こいつはどこかのスマートウォッチさんで見たことがありますね。

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ちなみに全画面表示の文字盤は自由に画像を変更することが可能です。

数としてはそこまで多くないというか他社と比べると少ない方かも知れないのですが、一つ一つのデザインがなかなかおしゃれで良い感じです。今のところ公式が作った物のみが公開されているので、ユーザーが自由に文字盤を作って配布できるようになったら面白いなと思います。著作権的に問題のある物が多く出てきそうな感じもしますが。

悪いところ

では次に悪いところ(というか「うーん」と思ったところ)について書いていきます。

測るのがめんどくさい血中酸素濃度

前述したとおり、このGTR2eのウリのひとつは血中酸素濃度測定(SpO₂)です。血中酸素濃度とは文字通り血液中のヘモグロビンがどの程度酸素と結びついているかを示す数値で、病気にかかり心臓や肺の機能が低下すると数値も低下するので健康状態を測れるひとつの指標とのこと(通常は99%~96%)。新型コロナウィルスに感染すると肺の機能低下が起こり、自覚症状がなくても酸素濃度が下がるので最近注目されているらしいです。・・・が、この測定がなかなかにめんどくさく、あまり実用的ではありません。

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Zeppアプリを見たところどうやら心拍数のように常時測定は出来ないみたいなので、ウォッチの上のボタンを押し、SpO₂を選択します。すると計測画面が出てきます。

で、時計を上に向け、腕をテーブルなど水平なところにおいて30秒動かないというのが測定時のポイントらしいです。これがなかなかに時間がかかりめんどくさいです。

元々頻繁に測る数値ではないし、他の測定器も同じような条件でしか測定できないので仕方ないですが、いちいち面倒だなと思いました。

 数値は私の場合平常時は99%、測定中息を止めた時(酸素を取り込んでいないので一時的に酸素濃度が落ちる)は93%で、これも細かな数値は怪しいものの大まかな感じでは取れているかと。

まあ測定自体は億劫ですが、新型コロナに感染し無症状だった場合この機能があればもしかしたら気づけるかも知れないので、ないよりはあった方がマシです。でももうちょっと簡単にしてくれんかな。

10日も持たなそうなバッテリー

前述のスペック欄で書いたとおり、公式にはこのGTR2e君、他社のスマートウォッチとほぼ同じ機能を備えているくせになんと電池が最大45日持ちます。ヘビーユーズでも12日と書いてあるので、相当の省電力仕様っぽいです。

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ですが・・・正直そこまで持ちません。

箱を開けてフル充電をし、ちょうど24時間使用してみましたが、電池残量は85%まで減りました。睡眠トラッキング・常時心拍数オン、通知は1日に15回ぐらい、フィットネス1回、酸素濃度測定数回・・・という使用状況なのでおそらく公式が言うヘビーユーズなのですが、このまま行くと6日で電池が切れます。

もしかしたら残り20%で一週間使えるみたいな驚異の粘りを披露したり、買ったばかりだから何かと電池消費が多かったり・・・など、まだ確信的な事は言えませんが、少なくともMi bandと同等の機能を使う際は公式の言うほど電池持ちは良くありません。

でもよく考えてみればMi bandの2週間とかいう驚異のロングバッテリーに慣れているから短く感じますが、スマートウォッチの中だとものすごい電池持ちなんですよね。Amazfit系の謎の電池持ちの良さには驚かされます。

ただ公式が言うほどバッテリー持ちは良くないので微妙に誇張感はありますけども。

追記

100%から上記の通りヘビーユーズをしてみたところ約8日で0%になりました。一週間ちょっと保つと考えれば良いと思います。

フル充電も1時間ほどで終わるのでそこまで気にすることではないと思いますが、公称よりは短いことは念頭に置いておいた方が良いかもしれません。

Alexa非対応・・・?

GTR2にはAmazonのスマートアシスタントであるAlexaがアップデートで提供されると公式に発表されていますが、今のところ2eにはその記述が見当たりません。

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中身はほぼ同じでスピーカーはないけれどマイクは搭載しているので積もうと思えばAlexaぐらい積める気がするのですが、そこら辺は差別化って事ですかね。あったら便利だったのに残念。

Alexaって家の中だと結構便利で、音楽を流したいときとかリマインダーを設定したいときは話しかけるだけで色々やってくれるので、私も部屋にAmazon Echo Dotをひとつ置いて使ってます。最近はもっぱら目覚まし時計になっている気もしますが。

よくわからんストレスチェック

心拍数や睡眠トラッキングの他に、心拍数データを用いたストレスレベル測定などという機能がついています。ただそもそもどういうストレスをどのような基準で測ってるのか分からないので、正直当てになりません。リラックス状態と緊張状態を見分けることが出来るとのことですが、正直緊張してるかリラックスしてるかなんて自分で分かるので別に言われんでも・・・という感想が出てこなくもない。

全く当てにならない温度測定

さて最後にGTR2にはなく2eには存在する新機能温度測定についてです。2eはスピーカーとWi-Fi・ストレージ機能を省いた代わりに温度計を内蔵していまして、体温を測定できる機能があります。(公式では温度計としか言っていませんが、描写的に外気温ではなく手首の体温だと思われます)

が、これが全く当てにならん。

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こちらが温度の測定履歴です。まず写真撮影時の温度が30℃。外気温にしては暑すぎるのでおそらく体温ですが死人レベルで冷たい。でも今日の午前中を見ると35℃前後となかなかいい線いってます。これはおそらくベッドで毛布にくるまって寝ていたからで、今は寒い部屋の中にいるため手首が冷え、計測値も低くなっているのだと思われます。

つまり、そもそも手首の温度なので医療用体温計で測るほど温度は高くなく、なおかつ気温に影響されてしまうため全く意味をなしていないです。Amazfitもそこら辺は分かっているのか、ちゃんとした環境で測ってね・普通の体温とは違うよ、と注意書き表示があります。

手首の温度を正確に測れればたとえ測定値が30℃でも「いつもは28℃なのに30℃なのはおかしいな。熱が出ているかも」気づくことは出来るはずですが、いかんせん気圧に左右されてしまうので全く測定の価値がありません。

うーん、まあついてるのは別に良いけど一生使わないような機能ですね。

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結論:安いしこれでいいじゃん

と言うわけでAmazfit GTR 2eを1日使ってみて良いところ悪いところを書いてみました。

結論として「高いスマートウォッチ買うよりこれでよくね?」って感じで、なかなか買いな商品だと思いました。

現状Apple WatchやGalaxy Watchに搭載されている機能のほとんどはコイツも搭載していますし(精度は知らん)、バッテリー持ちも1週間程度は持つのでなかなか良いです。そんでもって値段が139ドルとかなりリーズナブルで、Amazfit系のコスパの良さも健在です。

特にMi band系のユーザーは(Amazfit band含む)データや設定をそっくりそのまま引き継げ、従来と同じように使うことが可能なので進化形としてかなりオススメ。Mi bandより表示が多い・丸い・機能は減らしたくないという人は買った方が良いです。値段はMi band5の3倍はしますけど、コスパはいいですし見た目も価格の割になかなかグッド。

ちょこちょこイマイチ使えない機能があったりはしますが、睡眠トラッキング・心拍数・通知・フィットネス・防水などスマートウォッチとして求められる事は大体網羅しており、スマートウォッチ初心者にもオススメです。

結局どういう製品なの?一言で教えて?と言われれば「大きくて丸いMi band」という表現につきます。

結局元々が時計なのでスマートウォッチって出来ることが限られてくるんですよね。各社機能も大体同じで、じゃあ同じようなスペックなら安くてほどほどデザイン良いこれがある意味スマートウォッチの完成形なのではないかなと。

新しいスマートウォッチを探している方がいたら、このamazfit GTR 2eを候補に入れてみるのも良いかと思います。

購入は海外通販がオススメ

さて、購入について。

GTR2は日本でも展開されたので、近々2eも日本へ上陸すると思われますが、その際に値段が跳ね上がるという懸念が考えられます。実際にGTR2のほうは海外179ドルが日本上陸時は30000円になっているので、価格差を考えるとGTR2eは25000円前後になるのではないかなと。海外版と差額は1万円ほどです。

この機能に25000円は正直微妙なところで、それでも日本の正式版を買いたいと考える方はAmazonJP経由で買っていただくのが良いと思います。ただし私のようにAmazonUSであれば139ドルで購入できますし、特に抵抗がなければ海外の通販サイトから輸入するのが良いと思います。現在日本への輸送が可能なのは現状Amazon.comのみのようです。買い方は各自で調べてください。

www.amazon.com

 

上位機種のGTR2のリンクも貼っておきます。

と言うことでスマートウォッチのレビューでした。これから使っていって気づいたことなどあれば追記していきます。

【追記】日本版が発売されました

詳しい日時は分かりませんが、今月の頭頃からAmazfit GTR2eの日本正式版がAmazonのAmazfit公式ストアから販売されています。

海外版にそもそも技適が付いているので、物としてはこのページでレビューした物と同じ仕様同じ製品だと思われます。海外が140ドルに対し、日本版は20000円と少しお高くなっています。早く欲しい人、個人輸入に不安がある人、日本語でのサポート(保証とか)が欲しい方などはAmazon.co.jpで購入すると良いと思います。

 

追記終わり

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